【8月】部下のサインを見逃すな

テーマ:メンタルヘルスの初動対応
部下のサインを見逃すな
「あの部下、最近少し元気がないな」と感じながら、忙しさにかまけてそのままにしてしまった——後になってメンタル不調で休職となり、「あの時に気づいていれば」と後悔した管理職の方は少なくないのではないでしょうか?
メンタル不調は突然訪れるように見えて、実は事前にさまざまなサインを発していることが多いのです。早期に気づいて適切に対処することが、管理職の大切な役割の一つです。
現場で役立つ合言葉「ケチな飲み屋」
では、現場で部下のメンタル不調をどのように察すれば良いのでしょうか。
そこで、現場で役立つ合言葉としてご紹介したいのが、「ケチな飲み屋」です。
実はこれ、メンタル不調のサインを見逃さないための早期発見チェックリストなんです。
「ケチな飲み屋」でチェックする6つのサイン
(け)欠勤し始める
(ち)遅刻・早退が増える
(な)泣き言を言ったり突然泣き出したりする
(の)能率が低下する
(み)ミスが増え始める
(や)辞めたいと言い出す
——この6つのサインの頭文字をつなげたものです。
いずれか一つでも気になり始めたら、早めの声がけが大切です。こうしたサインは全てがメンタル不調とは限りませんが、見逃してしまうと症状が進行してしまうこともあります。まず、しっかり、兆候に気づいてあげることが何よりも重要になります。
サインに気づいた後の初動対応
加えて、サインに気づいた時の初動も重要です。
ミスや能率低下は業務上の問題でもあるため、ついすぐに指導に入りがちですが、メンタルに不調を抱えている部下に対しては、追い打ちになりかねません。
また、良かれと思ってかけた「もうこっちでやるよ」「できそうになければ言って」という声がけも、プレッシャーを感じている部下にはさらなる重荷として届くこともあります。
まずは「最近、忙しいそうだけど、調子はどうだい」などとワンクッション置いて、部下が話しやすい空気を作ることが先決です。
夏だからこそ気を配りたい部下の変化
夏本番、ここ数週間は、休み気分だったり、メンバーが各々夏休みに入ったりと職場も普段とは少し違う雰囲気になったりもします。
夏休みの長期休暇を終えて出社してきたメンバーたちの中には、休み疲れや夏バテ気味のメンバー、すぐに通常運転に戻れないメンバーなどもいるはずです。
こういう時は、特に、部下の様子をしっかりと見てあげてください。
何か兆候が見えたら、プレッシャーにならないように配慮した声がけを。それでも気になる兆候があれば、人事や産業医と速やかに連携することが大切です。
チームメンバーの「ケチな飲み屋」サインを今週確認してみてください。
気になるメンバーがいたら、「最近どう?」というシンプルな声がけから始めてみましょう。

